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【動画あり】ハードディスクから異音やビープ音 認識しない原因

技術スタッフ3Aデータ復旧スタッフブログ

ご注意ください

ハードディスクが認識せず、異音やビープ音がしてデータへのアクセスが困難になった場合の取り扱いには十分注意してください。障害発生後の過度な通電や誤使用によりデータ破損のご相談が増加しています。

このページはこんな人におすすめです。

・HDDから異音がして認識しない。
・ビープ音(電子音)が聞こえる。
・認識しなくなったHDDからデータを取り出したい。
・「カチカチ」「カツンカツン」異音がしている

少し前まで使用できていたハードディスクからいつもと違う音が聞こえ、ハードディスクが認識しなくなってしまい、保存していたデータにアクセスできない状態になりどうすればいいのかわからない…なんて事にお困りではありませんか?

そんな時はハードディスクの状態を確認して、次にどうすればいいのかをチェックしていきましょう。

対処法を間違えてしまうと二度とHDDが使えなくる状態になる事がありますので落ち着いて確認していきましょう。

異音やビープ音が発生している原因とは

USB接続やLAN接続の外付けハードディスクや、パソコン内蔵ハードディスクはどれも消耗品であるため、経年劣化や寿命によって自然にHDDが壊れてしまうことは少なくはありません。

また、落下や転倒による物理的な衝撃により異音やビープ音が発生することもあり、とても壊れやすいメディアでもあるため、取り扱いには気を付けなければいけません。

このような状態になってしまうとハードディスクは認識しなくなり、保存していたデータが読み取れなくなってしまうため、このような状態に陥った場合の初動の注意点と復旧方法をご紹介します。

異音が発生してしまうケースとは

・データを読み書きするための部品にトラブルが発生し、ハードディスク内部の磁気ヘッドが故障し正常に動作していない可能性

この場合は経年劣化や、落としたり倒したりが原因になり、磁気ヘッドがいったりきたりを繰り返しデータが正常に読めていない可能性があります。スイングアームがストッパーに接触し「カチカチ」「カツンカツン」「カコンカコン」などの異音が発生している事が多いです。

・磁気ヘッドが故障し、記録面(プラッタ)と接触して異音が発生している可能性

プラッタと接触してしまっている場合には「カチカチ」という音のほかに「シャー」と擦れている音が聞こえる場合が多く、接触してしまっている状態のまま通電を行ってしまうとデータを記録している部分に傷が入り、データが破損してしまう可能性があります。最悪の場合にはデータ領域へのアクセスすら行えず、データの取り出しが不可能になってしまう場合あります。

・データを記録しているセクタにトラブルが発生していて異音がしている

長年HDDを使用していると、データの読み書きができない「不良セクタと呼ばれる人間でいうとがん細胞のようなもの箇所がセクタ内に発生します。
不良セクタが発生してしまうと、データの読み込みが正常に行えず磁気ヘッドがいったりきたりを繰り返してしまい「カチカチ」と異音が発生してしまいます。

・HDDのプログラムが損傷している可能性

ハードディスクを動かすプログラムが破損してしまい正常に磁気ヘッドが動かなくなってしまっている場合があります。
PCB基盤の損傷、ファームウェアのトラブルなども考えられます。この場合も磁気ヘッドが行ったり来たりを繰り返し異音が発生してしまいます。

原因を判断し誤った初動を回避する

異音やビープ音が発生するタイミングはそれぞれ異なるため、どのような原因で異音やビープ音が発生し、ハードディスクへアクセスできなくなったのかを判断する必要があります。

また、ハードディスクからの異音やビープ音は、初動を誤ると取り返しのつかない結果となるため、正しい知識をもってこれを回避しなくてはなりません。

HDDから異音やビープ音がする原因は様々ですが、異音がしている場合は内部部品が何かしらに干渉して音が鳴っている場合があります。

この干渉している部分がプラッタだった場合、記録面に傷が付く可能性があり、傷が付いてしまった部分のデータは読み取れなくなってしまうかもしれません。
また、ビープ音の場合は基盤損傷が考えられます。

下記の動画の様な異音やビープ音がしているかどうか一度確認してみてください。

過度な通電や、無理にハードディスクを解体してしまう事で、二次被害が発生する可能性もありますので十分に注意してください。

異音や電子音、ビープ音に関しては【復元】外付けハードディスクから異音がする場合の確認方法【復旧】でも紹介していますので参考にしてみてください。

自然と異音が発生した場合

衝撃を与えたりしていないにもかかわらず、シークタイムに時間がかかる、カチカチ、カチャカチャと異音が鳴り出した、ピーピー、プープーといった電子音(ビープ音)がする、シャーと擦れるような異音がする、途中でモーターが停止してしまう、通電を行ってもモーターが回る気配がない、このような症状が確認されれば、経年劣化や寿命による物理障害の可能性が考えられます。

自然と壊れてしまっているため物理的な衝撃を与えたハードディスクに比べると、比較的データの復旧率や成功率は高いものではありますが、論理的な対応ではデータ復旧は難しいこともあるため、基本的には物理的な処置を施さなくてはなりません。

また、無理な通電を控えるのもデータの復旧率や成功率に影響するため、「データを読み込みできるかもしれない」と電源を入れれば入れる程、データ復旧の可能性は低下し、最悪の場合だとプラッタに傷がつき復旧自体不可能となる可能性が高くなります。

何もしていない状態から異音が発生した場合は、直ぐに電源を切り復旧業者へ問い合わせてみましょう。

物理的な衝撃による異音

使用中や待機中に問わずハードディスクに衝撃を与え異音が発生してしまった場合、多くの原因はハードディスク自体の物理障害が疑われます。

使用中に衝撃を与えてしまった場合は特に注意が必要であり、ハードディスク内部のプラッタは高速回転している状態であり、データの読み書きを行うため、読み取り部品のヘッドが可動している状況です。

その状態から衝撃を与えてしまうと、本来磁気ヘッドの先端は非接触で起動しているのですが、この衝撃により磁気ヘッドがプラッタに接触し、プラッタを傷をつけてしまったり、ヘッドが折れ曲がってしまったりとヘッドクラッシュが起こります。

このような状態からではご自身でデータ復旧することは難しく、解体作業が行える専門の復旧業者へ問い合わせて下さい。

異音後の通電はとても危険

「自然に異音が発生した」「衝撃により異音が発生した」どちらも異音の原因は、ハードディスク内部の磁気ヘッド損傷である可能性が高いため、データの復旧が必要であれば、ヘッドクラッシュの可能性を考慮し電源を入れ起動させることは避ける必要があります。

避ける理由として、壊れた部品がプラッタに接触した状態で起動させると、当然モーターは高速で回転を始めプラッタが削れてしまいます。

また、磁気ヘッドがプラッタに接触していない状態であっても、ハードディスクは通常通り読み込みをしようとヘッドが稼働し、この稼働を繰り返すことによりプラッタに接触し、プラッタに損傷を与えてしまうということは少なくありません。

データの読み書きを行う磁気ヘッド部品の破損であれば、部品交換を行うことでデータ復旧の可能性はありますが、プラッタに傷がついてしまった場合、データ情報を検出することができなくなるため、破損部品の交換を行ってもデータ復旧することができなくなってしまうのです。
データ復旧の事例実績や流れUSB接続LAN接続ハードディスク

自身で復旧作業を行う危険

基本的にハードディスク内部の部品が壊れてしまった場合、クリーンルーム内でなければ解体作業を行ってはいけません。

クリーンルームで作業が必要は理由は空気中の目に見えない塵や埃が蔓延しており、この塵や埃はハードディスクの内部ディスクにとって致命的ですので、間違っても通常環境下でハードディスクを開封してはいけません。

また、ハードディスクの部品は非常に互換性が低く、互換性の合う部品交換をしなければデータ復旧の見込みはありません。

実際に弊社でもお問い合わせやご依頼を受けますが、診断を行うと部品交換をしなければ復旧できないケースが比較的多い内容ではあります。

しかし、部品交換をせずにデータを検出できる場合もありますので、ご自身の判断で決めつけるのではなく、実際にプロである弊社のような復旧業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

クリーンルーム以外や、自分で工具を使ってハードディスクを解体した場合にはデータの取り出しは行えないと考えてください。まずは専門業者に相談する事をおすすめします。

また、弊社ではハードディスクから異音が発生していたとしても安価でのデータの救出に成功しております。データ復旧をお考えでしたら一度ご相談ください。

弊社でご依頼が多いHDD一覧

異音やビープ音がして認識しないハードディスクからデータ復旧が可能だった成功事例やその他事例をメーカー、型番毎に紹介していますのでお困りの方はご参考にどうぞ。
※リンク先は一部の成功事例を紹介させていただいております。

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