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【復元】テラステーション(TeraStation)RAID崩壊【修復】

技術スタッフ3Aデータ復旧スタッフブログ

RAID0(ストライピング)を除くRAID構成は、ハードディスクHDD)に冗長性を持たせているため、RAID構成内の一部のHDDが破損したとしても、他のHDDのデータから再構築(リビルド)する事が可能なのですが、RAID崩壊やシステム異常による再構築(リビルド)はとても危険な作業である事をご存知でしょうか。

目次
1-テラステーション(TeraStation)RAIDの冗長性の利点と欠点
1-1-RAIDの冗長性の利点
1-2-RAIDの冗長性の欠点

2-テラステーション(TeraStation)がRAID崩壊する主な原因
2-1-ネットワーク上で認識しているがアクセスできない
2-2-ネットワーク上で認識できない
2-3-HDDが故障し再構築(リビルド)すると途中で止まってしまう
2-4-警告音が鳴る

3-RAID崩壊テラステーション(TeraStation)データ復元、機能修復その危険性
3-1-リビルドによるデータの再構築
3-2-新しいHDDと交換する
3-3-HDDを取り出しパソコンに繋ぐ
3-4-ハードディスクの順番を入れ替える

4-エラーランプ/液晶ディスプレイの状態を確認│RAID崩壊データ復旧への近道
4-1-エラーランプ/液晶ディスプレイの状態を確認
4-2-RAID崩壊データ復旧への近道
4-2-1-無料データ復旧ソフト、お試し版データ復旧ソフト
4-3-データ復旧業者の選び方

【1-テラステーション(TeraStation)RAIDの冗長性の利点と欠点】

1-1-RAIDの冗長性の利点

上述でも説明しているようにRAIDとは複数のハードディスクを利用し、冗長性を確保する事を目的とした仕組みです。冗長性の確保された状態とはRAID0(ストライピング)を除き、主に使用されているRAID1(ミラーリング)、RAID5(パリティ付きストライピング)、RAID6(2パリティ付きストライピング)では、特定数を超えるハードディスク故障でなければ、リビルド作業を行う事でデータ及び製品機能が回復しこれまで通り使用可能となります。
※詳しくは「RAID修復 各RAIDのデータ復旧方法と危険性」のリンク先をご覧ください。

1-2-RAIDの冗長性の欠点

HDD以外の部品が故障した場合は再構築が行えない場合もあり、電源や基盤、コントローラそのものが故障した場合などは、メーカーサポートや購入店へ修理依頼する必要があります。その際にはデータが消える可能性がありますので、データが必要であれば事前に弊社のようなデータ復旧業者へ依頼された方が良いケースも多くあります。

特に基盤やコントローラが故障している場合は、RAID構成自体に問題が発生していなくても、そういった部品を交換することでRAIDの再構築や初期化が行われる事があるため、HDD以外の部品を交換するだけの処置でもデータが消える可能性があります。

また、RAIDを構成しているサーバNAS外付けHDDから警告音が鳴っている場合、ディスクの破損によるエラーやRAID崩壊している場合があります。 例えば、TeraStation(テラステーション)であれば、エラーランプや本体前面の液晶ディスプレイで問題の発生したHDDを確認することが出来ます。 ただし、エラー表示が無かったディスクにも顕在化していない不具合があり、リビルド中に障害が発生して起動できなくなるケースがあります。 その為、ディスクエラー表示等がある場合には、全てのハードディスクをチェックする必要があります。

【2-テラステーション(TeraStation)がRAID崩壊する主な原因】

2-1-ネットワーク上で認識しているがアクセスできない

ハードディスクの論理的または物理的故障、RAID情報の障害、筐体の故障など様々な原因が考えられます。TeraStation(テラステーション)などNASの場合そのままの状態で維持していただければ、データ復旧できる可能性が飛躍的に高くなります。誤った操作をしてしまう事でRAIDの情報が書き換わったり、HDDに負担を掛けた事で悪化させるなど、致命的な状態に陥ってしまう事も非常に多いので、作業を中断しメーカーサポートまたは弊社のような復旧業者へ問い合わせてください。

2-2-ネットワーク上で認識できない

HDDの故障が原因で動作が不安定になり認識されていない以外にも、ファームウェアの異常、OSの障害、ファイルシステム障害、RAID構成情報の損傷、と言うような論理的障害など多くの原因が考えられます。
テラステーションなどNASをRAID構成している場合、トラブル発生した初期の状態であればデータ救出の可能性は高いですが、誤った対処などで悪化させてしまうケースが非常に多いですので、詳しくなければ対処はされないほうがよいと思います。

2-3-HDDが故障し再構築(リビルド)すると途中で止まってしまう

RAIDを構成している内蔵ハードディスクは全て製造が近いため、同時期に壊れる場合が頻繁にあります。このため再構築(リビルド)中に別のHDDが故障しリビルドに失敗したり、 タイミングが悪ければ別の障害箇所に問題が発生したため誤ったリビルド情報となり、RAID構成情報がおかしくなってしまう等のケースが多くみられます。RAID(RAID0以外)の利点はハードディスクが損傷しても、再構築(リビルド)する事で元通りに出来るようになっていますが、ハードディスクが規定数以上の不具合となった場合、再構築(リビルド)の意味が無くなってしまいます。

2-4-警告音が鳴る

RAID構成情報の崩壊(RAID崩壊)によりRAID構成が崩れていたり、OSの異常などによる原因でRAIDを正常に制御できないなどの状態があります。 セーフモードで起動でるる場合もあるのですが、操作することでハードディスクに負荷が掛かり、状態を更に悪化させてしまう事があるため注意が必要となります。

【3-RAID崩壊テラステーション(TeraStation)データ復元、機能修復その危険性】

ここで紹介するデータ復元方法はメーカーも推奨している方法ではありますが、その方法でもハードディスクの状態によっては危険性が伴います。ですので、データ復旧作業を行う場合は注意して下さい。

3-1-リビルドによるデータの再構築

上述の通りエラー原因が断定できない状態で再構築(リビルド)を行った場合、データの復旧が出来なくなってしまったり、困難になってしまう事がよくあります。また、誤ったリビルド作業によりデータ消失してしまうトラブルも非常に多く、あまり詳しくない場合はリビルド作業を行う前に、メーカーサポートまたは弊社データ復旧サービスまでお問い合わせ下さい。

3-2-新しいHDDと交換する

HDDを新品に交換した際、勝手にリビルドが始まる事があります。正常にリビルドが完了すれば問題ありませんが、リビルド途中でエラーが起きると、データの救出が非常に困難な状態になりますので、バックアップが無い場合などは交換作業は行わない方がいいかもしれません。

3-3-HDDを取り出しパソコンに繋ぐ

ハードディスクの状態チェックで繋ぐ分には問題ありませんが、RAID構成されたNASなどはHDDが1台からではデータの取り出しは出来ません。また、多くのNASはWindowsMacなどではアクセスできないファイルシステムが採用されているので、場合によっては「フォーマットする必要があります」と複数表示されてしまい、ここでフォーマットを行うとデータの復旧が非常に困難になる可能性があります。

3-4-ハードディスクの順番を入れ替える

ハードディスクを取り出した後に誤った順番で入れ直したり、順番を入れ替えれば元に戻るというのもたまに聞く間違った操作です。HDD個々にはRAIDの構成情報を持っているので、HDDの入れ替えを行うRAIDの整合性がとれず、最悪の場合初期化されてしまう危険性があります。

3-1~4を詳しくまとめたページがありますのでよろしければこちらもご覧ください。
RAID障害時、注意すべき4つのポイント

【4-エラーランプ/液晶ディスプレイの状態を確認│RAID崩壊データ復旧への近道】

4-1-エラーランプ/液晶ディスプレイの状態を確認

TeraStation(テラステーション)の製品によっては、エラーランプの点灯/点滅でエラーコードを判断する方法と、液晶ディスプレイでエラーコードを判断する事ができます。
ただし、筺体が発しているエラーコードの内容と、実際に起こっている障害内容が、全て一致していると言う訳ではありませので、判断材料の一つとして考えるようにされた方が、データ消失を回避させる事ができるでしょう。

エラーランプの点灯/点滅、液晶ディスプレイのエラーコードをまとめたページ
EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~前編~
EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~後編~

4-2-RAID崩壊データ復旧への近道

データ復旧ソフトを利用する事も一つの方法で、データ復旧ソフト自体は数多く存在していますが、RAID製品を対応しているソフトは限られている事と、複数台のハードディスクを一度に繋げ、正しい順番通りにソフトに取り込む必要があり、それ相応の機材準備と知識が必要となります。また、この順番が正しくなければRAID構築を行ってもデータ検出に至りません。
データ復旧ソフトの中には自動でRAID構成順にドライブを検出し、ソフト上で自動構築してくれるシステムもあるのですが、ハードディスクの情報が正常でなければ自動構築できないという条件があります。不具合があるのでRAID崩壊を起こしているのですから、自動検出もあてになるようなものではないでしょう。

4-2-1-無料データ復旧ソフト、お試し版データ復旧ソフト

完全フリーのデータ復旧ソフトでもRAID製品を対応しているソフトはあります。しかし、海外製のものが多く日本語化も対応していないため、誤った操作により状態悪化やシステム破損させる危険があります。市販データ復旧ソフトのお試し版データ復旧ソフトでは日本語化されているものもありますが、復旧できるフォルダ数やファイル数の上限、データ復旧容量が1GBまでや2GBまでと制限が設けられています。ですのでデータを全て復旧させるには、結局数万円のコストが掛かる事になります。更に最悪なのは、コストを掛け購入したのにもかかわらず、無理な通電を行ってしまったせいで、ハードディスクが解析中に壊れ購入した意味はおろか、データまで復旧できないとなっては元も子もありません。
ですので、データの重要性が高ければ高い程個人での作業は行わず、データ復旧業者の利用をおすすめ致します。

4-3-データ復旧業者の選び方

データ復旧業者によってデータ復旧費用は全く異なり、同じRAID0であっても数十万円以上の差が出来る事もあります。
また、多くの復旧業者では〇〇万円~のような表記を使っており、実際にデータ復旧まで幾ら必要なのか判断できません。
サービスを受ける前にまずは電話問い合わせやメール問い合わせで、「状況報告に対しての見解、作業期間、必要費用を明確に答えてもらえる業者」へ依頼をする方が安心頂けるのではないでしょうか。
データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)
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