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「パラメーターが間違っています。」エラー表示された外付けHDDのデータ復元方法

技術スタッフ3Aデータ復旧スタッフブログ

ご注意ください

パラメーターが間違っています等のエラーメッセージが表示される場合の取り扱いには十分注意してください。障害発生後の通電や誤使用によりデータが破損し、復旧が困難になるご相談が増加しています。

このページはこんな人におすすめです。

・パラメーターが間違っていますと表示されアクセスでいない。
・HDDやUSBメモリ内のデータが閲覧できない。
・大切な写真や仕事のデータを取り出したい。
・接続する度に複数のエラーが表示される。

パラメータが間違っています

問題なく使用できていたにも関わらず外付けHDDにアクセスしたところ「××にアクセスできません。パラメーターが間違っています。」というエラーメッセージよくあるエラーメッセージの紹介と対処法)が表示され、外付けハードディスクに保存していたデータにアクセスができなくなってしまう障害があります。

パラメーターエラーの場合はフォーマットを行ってしまえば直るケースが多いですが、ハードディスク内部に保存しているデータを救出したい場合は「決してフォーマットは行わないでください」

パラメーターが間違っていますと表示された場合は、正しい処置を行えばメディアに保存している大事なデータを救出する事もできますので、順を追って現在の状態を確認していきましょう。

目次

エラーの原因
対処方法
 ・チェックディスクの実行方法
 ・チェックディスクの危険性
弊社でご依頼が多いHDD一覧
無料で診断・調査してみる

パラメーターが間違っていますとエラー表示される原因

パラメーターが間違っていますとエラー表示される場合のほとんどがMBR(マスターブートレコード)の中に存在している各パーティション情報の障害で、ファイルシステムの破損・パーティションテーブルのエラーによってパラメーターが間違っていますとエラーが表示されている場合がほとんどです。

ファイルシステムとはデータを管理しているシステムで、当然管理しているシステムが壊れてしまったり、不具合を起こしてしまうとパソコン側はメディアを認識できなくなってしまいアクセスができなくなってしまうという症状になってしまいます。
パーティションテーブルとはメディア内部の目次の役割を担っており、パソコンが目次を読み取れずにHDDやUSBメモリなどのデータを把握できない様な状態になっている事が多いです。

特に多いのが

・正常な取り外しを行わなかった
・パソコンを強制終了させた
・過度な抜き差しを行った

という事が原因でパラメーターが間違っていますと表示されてしまうケースが多いです。

ちなみに、このパラメーターエラーはほとんどの場合がHDDやUSBメモリを接続した際に表示されるエラーで、メディア自体へのアクセスが困難なケースが多く、外付けハードディスクに重要なデータを保存していた場合はとても困ってしまいます。

パラメーターが間違っています。とエラー表示される場合の対処方法

パラメーターが間違っています。というエラーは通電を行う度に障害がひどくなってしまうケースが多く、被害が広がってしまう可能性がありますので最低限の通電でいろいろチェックしていきましょう。

最初に確認する事(ハードディスク)

ハードディスクの場合に限りますが、下記動画の様に異音や電子音が鳴っていないかをまず確認してください。
もし、異音や電子音が確認される場合は通電は絶対に行わず専門の業者に問い合わせしてください。

※自身で処置を行った場合、内部部品の破損によりデータの取り出しが不可能になる可能性があります。

動画のような異音・電子音が確認される場合は下記ページも参考にどうぞ。

異音・電子音発生関連の対処法

パソコンの再起動

まずはパソコンの再起動を行いましょう。
パラメーターが間違っていますと表示されるエラーのほとんどはメディア側に問題がある場合が多いですが、パソコン側の不具合でエラーが発生してしまっている場合もあります。
一度パソコンの再起動を行う事でエラーが表示されなくなる可能性があります。

接続するポートを変えてみる

外付けHDDを取り外し、パソコンの別のUSBポートに接続してハードディスクにアクセスできるか確認してみましょう。
接続USBポートを変更することで通常通り認識し、ハードディスクにアクセス可能な場合があり、接続するUSBポートを変更するだけで障害を回避・回復できる場合がありますので試してみましょう。

接続位置を変えても同様にパラメーターが間違っています。と表示されてしまう場合は、チェックディスクやエラーチェックを行ってみるというのも1つの対処方法です。

別のパソコンやメディアに接続してみる

パソコン側のハードウェアに問題がある場合もありますので、一旦別のパソコンや、メディアを認識する事ができる機器に接続してみましょう。
ハードディスクや外付けメディアに問題がなければエラーも表示されず認識されるはずです。

USB端子の掃除や交換

パラメーターエラーはファイルシステムが破損している場合が多いので期待は薄いですが、コネクタや端子、ケーブルが原因の場合もあります。
埃が詰まっていないか、コネクタはしっかり刺さっているか、断線していないか等を確認してみましょう。

チェックディスク(エラーチェック)

チェックディスクはWindowsには標準で装備されている機能で、ハードディスク上で破損しているファイルを調査し修復を行うシステムツールです。
Windows98WindowsMEではスキャンディスクと呼ばれるもので、
Windows2000WindowsXP以降のOSである、
WindowsVistaWindows7
Windows8(8.1)
Windows10ではチェックディスクと表記されています。

チェックディスクを実行するとハードディスク内の問題が発生しているファイルを修正し、エラーの頻度を少なくしたり、誤動作を防いだりすることが可能となります。

チェックディスクは早ければ30分程で完了しますが、パソコンのスペックや対象メディアの容量、状態によっては数十時間かかる場合もあります。

チェックディスク(エラーチェック)の実行・予約方法

Windowsマークを右クリックしてアドバンスドメニューを立ち上げます。
アドバンスドメニューの中からコマンドプロンプトを選択し、起動させます。

Windows 10 CreatorUpdateを行った後だと、コマンドプロンプトがWindows PowerShell(管理者)となっていますが機能は同じですのでコマンドプロンプトと同様、選択し起動させましょう。

チェックディスクのやり方1

コマンドプロンプトを起動させると C:\WINDOWS\system32> と表示されるので続いて下記コマンドを入力していきます。

chkdsk c: /r と入力します。

cはチェックディスクを行う対象ドライブ文字
/rは完全検査を意味しています。

今回は例としてDドライブをチェックしていますが、OSインストールされているドライブを対象とする場合は再起動が必要となりますのでチェックディスクを行う前に必ずバックアップを作成しておきましょう。
それではコマンド入力が終われば「ENTER」を押してチェックディスクを開始しましょう。

チェックディスクが始まると、ステージ毎にステータスが表示されます。全てのステージが完了するとチェックディスク終了です。

チェックディスクのやり方2

下記画像の様に、問題は見つかりませんでした。という表示と不良セクタが0KBになっているかが重要です。

チェックディスクのやり方3

不良セクタが検出されている場合はすぐにバックアップを取り、大切なデータは退避させておきましょう。
不良セクタは通電する度に広がっていく可能性があり、データ領域に不良セクタが発生してしまうとデータが破損してしまう可能性があり、二度とデータの閲覧ができなくなってしまいます。

チェックディスク結果を保存したい場合は、タイトルバーを右クリックして編集メニューからコピーや全選択を行い保存する事ができます。

パラメーターが間違っていますと表示されている場合、チェックディスクを実行する事ができない場合もありますので、弊社の様なデータ復旧業者に相談されるのが最善です。

チェックディスク(エラーチェック)の危険性

ただし、このチェックディスクは状態を悪化させる危険があります。

外付けハードディスクやUSBメモリなど、外部記憶装置でもチェックディスクは行えるのですが、基本的にはWindowsなどのOSを正しく起動させるためのシステムとなります。

チェックディスクは物理的なトラブルが起きた場合や、システム上のトラブルなどで、プラッタ(ディスク)の記録面データの読み書き込みが正常に認識されない場合、チェックディスクを実行する様に警告メッセージが表示されます。

しかし、この警告メッセージには「データが消えてしまう可能性がある」事を一切表示されていません。

そのため、パソコンの知識がない方はその危険性を知らないまま、当たり前のようにメッセージに従い実行してしまう事が多く、チェックディスクを実行すると「正常なデータ」「異常なデータ」と精査が行われ、「正常なデータ」であれば保存されていた形(ディレクトリ)のまま表示されるのですが、この精査で「異常なデータ」と判断されたファイルおよびフォルダは、新たにフォルダを生成されそこに全て格納されます。

この新たに作られるフォルダ名はFOUNDとなっており、更に隠しフォルダとして生成されているので、隠しフォルダを見える設定にしておかなければ、このフォルダを開く事が出来ませんし、存在している事自体知らない方もおられるでしょう。

「異常なデータ」と精査されたファイルは全て、拡張子が「.CHK」と置き換えられてしまい、ファイル単位で展開する事が出来なくなります。

この結果、チェックディスクを行ってしまった事により、元のディレクトリ(フォルダ名、ファイル名)情報が消失し、状態を悪化させてしまう事に繋がってしまいます。

よって「チェックディスク=データ復旧」では無いと言う事をまず理解して下さい。

Testdisk

TestdiskはMBR(マスターブートレコード)にあるパーティションテーブル(パーティション情報)が損傷した事が原因で、パーティションを認識できなくなってしまった時のリカバリソフトとなります。

ハードディスク上に点々と散在する残骸から、パーティションの位置・サイズ・種類などを拾い出す能力は、フリーソフトでありながら市販のソフトを上回るものを持ってはいますが、専門知識を必要とするのでお試しされる方はTestdiskの使い方をよく調べてから行って下さい。

使い方を誤れば状態が悪化してしまうどころか、データ復旧が困難または完全にデータ復旧が行えなくなります。

パラメーターが間違っていますと表示されエラーが改善されない場合

パラメーターが間違っています。というエラーメッセージの場合、それほど大きな障害ではありませんが、ほとんどの場合は正しく通電を行ったとしても、中のデータへアクセスする事が難しくなっている状態です。

このページの書き出しにも書いていますが、パラメーターが間違っていますとエラーメッセージが表示された場合は、フォーマット処理を行ってしまえばエラーが表示されなくなるケースが多いのですが、フォーマットを行ってしまうと保存しているデータが見えない状態になり、普通に取り出したり、閲覧する事が難しくなります。

また、フォルダ名、ファイル名の破損、データ自体の破損や、オフィスファイルなら作成日時の破損、写真データなら撮影日時の破損も起こりえますので、ハードディスクやその他メディア内部に保存しているデータが必要な場合は絶対にフォーマットは行わないでください。

このページで書いている方法を試してもパラメーターが間違っています。のエラーが出続けたり、その他のエラーが発生してしまう場合は、データ復旧が行えるソフトやツールを用意する必要があり、インターネットで検索を行うと様々なソフトが検索結果として表示されますが、データ復旧ソフトを利用するのであれば絶対に有料のソフトやツールを使用してください。

有料のツールは無料のツールに比べ復旧の精度が違いますし、通電を行う度に障害が広がる可能性が高いので、試すのであればより少ない通電で精度が高いソフトを使う事をお勧めします。

また、データ復旧ソフトを利用し復旧できる可能性も十分ありますが、データ復旧ソフト利用に関してもある程度の知識は必ず必要となります。

エラーが発生してしまっている状態からのデータ復旧は、パーティションテーブルを正しく書き換える必要があり、まずデータ復旧ソフトがどの程度まで対応しているのかが問題となってきます。

ソフトによってはパーティションの開始位置等読み取る事が出来ず、復旧ソフトとは別に情報書換ソフトを利用するなどして、セクタレベルで入力が必要となる場合があります。

また、こうした通電を行ったり、無理にハードディスクやメディアを動かしてしまうと、初期異常ではパラメーターが間違っています。と表示されていたものが、別のエラーメッセージが表示されてしまったり、メディアそのものが認識せずシステム損傷の悪化、最悪の場合メディアそのものが壊れデータ復旧が困難になる事も少なくはありません。

データ復旧作業が困難になるだけであれば、一部のデータ破損程度で収まるかもしれませんが、データ復旧そのものが出来なくなってしまうケースもあり、エラーメッセージが表示される場合は無理な通電を避け、現状維持を保つ方が得策と言えます。

より確実にデータを復元させるには、データ復旧サービスを利用するというのも一つの手段となります。

復旧業者によもよりますが、弊社の様な安価でデータ修復ができるデータ復旧サービス会社もありますので、保存データが重要なものであるならば、弊社データ復旧サービスまでお問い合わせしていただければ幸いです。

弊社でご依頼が多いHDD一覧

パラメーターが間違っていますとエラーメッセージが表示されているハードディスクからデータ復旧が可能だった成功事例や、その他成功事例などをメーカー、型番毎に紹介していますのでお困りの方はご参考にどうぞ。
※リンク先は一部の成功事例を紹介させていただいております。

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