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【復元】リンクステーションが赤ランプ点滅(E14エラー)時の対処法【RAID】

ご注意ください

E14エラー、赤ランプ点滅、データへのアクセスが困難になった場合の取り扱いには十分注意してください。
障害発生後の通電やリビルド、誤使用によりデータが破損し、復旧が困難になるご相談が増加しています。

このページはこんな人におすすめです。

・筐体ランプが異常点滅している。
・E14エラーが発生して困っている。
・RAID内部のデータを救出したい。

リンクステーション、RAIDが正常動作しない場合にしてはいけない事

データ保存などに使用しているリンクステーションや、RAIDに異常が発生した場合、絶対してはいけないのが通電です。

異常が発生している原因にもよって対処法などは違いますが、ほとんどの原因がシステム的な障害が発生していることが多く、通電を行う度に状態が悪化してしまう可能性があります。

状態が悪化するというのは、症状が重くなってしまう場合や、内部に保存しているデータが破損してしまうケースもあり、ひどい場合には内部部品の破損なども起こる可能性もありますので取り扱いには十分注意しましょう。

異常を感じた場合は通電を行わず、そのままの状態で保管するようにしてください。

また、下記動画のように異音やビープ音、電子音が鳴っている場合の通電は絶対にやめましょう。

E14エラーについての対処方法とデータ復旧

BUFFALO(バッファロー)製のLinkStation(リンクステーション)やTeraStation(テラステーション)には、何らかの原因で製品が正常に機能しない場合、その原因を特定するためのエラーコードが備わっています。
エラーコードには複数あり、赤いランプの点滅の長さや回数で、コードを振り分けています。
今回はE14エラーについて対処法と復元方法をご紹介いたします。

E14エラーとは(リンクステーション、テラステーション)

筐体の正面にある3つのランプのうちINFO/ERRORの赤いランプが、長い(1.0秒間)点滅で1回表示された後、短い(0.5秒間)点滅で4回表示された場合、E14というエラーメッセージを表しおり、エラー内容は「x番のRAIDアレイがマウントされていない状態」を意味します。
※製品のシリーズによってランプ位置や数は異なります。

E14エラー以外のエラーコードは・EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~前編~EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~後編~をご覧ください。

RAID(レイド)で構成されているハードディスクは、1台でも故障してしまうとRAID崩壊を起こします。

RAIDレベルによってはHDDに障害が発生しても、継続して使用出来るものもありますが、筐体正面のドライブに赤いランプが点灯/点滅している場合は、新しいハードディスクに取り換えることをお勧めします。この時、データのバックアップを必ず行うようにしてください。

バックアップはなぜ必要?

新しいハードディスクを取り換えるとリビルド(再構築)が始まり、最後まで問題なく作業が終了出来ればいいのですが、リビルド中にエラーが起こり途中で終了してしまうと、見れていたデータが消失してしまう危険があります。
どうしてリビルド作業が危険なのか「RAID障害時、注意すべき4つのポイント」をご覧下さい。

リンクステーションが赤ランプ点滅(E14エラー)時の対処法

リビルド作業の他にチェックディスクを行う事でエラーが直る可能性があります。
チェックディスク中は一切アクセスが出来ない状態となり、自動的にエラー修復を行うツールなのですが、このチェックディスクにも注意が必要です。

データ量によって時間差はありますが、作業完了までに数十時間以上かかる場合もあり、無理な通電によってハードディスクに負荷を与えた過ぎた結果、作業中に突然HDDから異音(カチカチ、カタカタ等)が発生し、部品破損するケースも少なくありません。
またHDD内部の部品破損以外にも修復処理の過程で、必要なデータが消失してしまう場合があります。

チェックディスクはファイルシステムの異常をチェックし修復する簡易的な修復ツールで、ファイルシステム以外の箇所に障害が発生している場合、自動では元の状態に修復が出来ないため不明なファイルとして勝手に修復を行います。

この不明と判断されたファイルは隠しファイルとして扱われ、ディレクトリフォルダ名、ファイル名)構造を無視し、データを新たに上書きしてしまうのです。

チェックディスクを行う際にも必ずバックアップを取るようにしてください。

リンクステーションが赤ランプ点滅(E14エラー)時のデータ復元方法

リビルド、チェックディスク以外で復元を行う場合、データ修復ソフトでデータ復旧できる場合があります。

フリーソフトではデータ復旧出来る容量制限が設けられているものが多く、基本的には製品版を購入しなければ全てのデータを復元させる事は出来ません。

また、RAID(レイド)構成を対応しているソフトウェアも少なく費用もかなり高額となっているため、復旧が出来るのかどうかもわからない状態で購入するにはリスクがあります。

RAID障害時、注意すべき4つのポイントでも紹介している内容ですが、RAID製品のデータ復旧にはそれなりの知識が必要であることと、複数台のHDDを同時に解析する作業が必要であるため、ひとつの操作ミスに対してもリスクが非常に高い作業となります。

また、解析を行うにしても複数のハードディスクを通電し接続させる環境、復旧ソフトを導入するパソコンのスペックなども、前もって準備し対応しなくてはならいので、復旧ソフト以外にも多くのコストが必要となるでしょう。

データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)にも記載しておりますが、ご自身での対応では不安に思う方や、対処してみたが改善されなかった場合は、弊社データ復旧サービスまでお問い合わせ下さい。

弊社でご依頼が多いRAID製品一覧

ランプが異常点滅していて、アクセスが不可能になったリンクステーションやRAID製品や、RAID崩壊を起こしてしまったRAIDからデータ復旧が可能だった成功事例とその他の事例をメーカー、型番毎に紹介していますのでお困りの方はご参考にどうぞ。
※リンク先は一部の成功事例を紹介させていただいております。

弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。

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