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EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~前編~

データ復旧業者が教えるUSBメモリーを購入する時のポイント 3Aデータ復旧スタッフブログ
データ復旧業者が教えるUSBメモリーを購入する時のポイント

BUFFALO(バッファロー)から製造販売されている、LinkStaion(リンクステーション)、TeraStation(テラステーション)ではEM(エマージェンシーモード)が搭載されている製品があり、エマージェンシーモードとは内蔵されているハードディスクの状態と、筐体の制御基板状態やファンに異変があった際、機能を停止し状況確認を促すシステムです。

過去の記事(TeraStationでEMと表示されてしまった場合の対処方法と復旧方法)に弊社へご依頼、ご相談が多いとご紹介させていただきましたが、ご紹介できていない他のエラーコードについての内容説明と対応方法をご紹介したいと思います。

EMエラー一覧

E00

SYSTEM Error E00
MPU No Response
内容
システムが応答していません。
対応
1・電源コードを抜いて電源を切ります。
2・製品を起動します。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E01

DRAM LINES E01
DATA Failure
内容
内部部品が一部正しく動作していません。
対応
1・電源コードを抜いて電源を切ります。
2・製品を起動します。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E02

DRAM LINES E02
ADDRESS Failure
内容
内部部品が一部正しく動作していません。
対応
1・電源コードを抜いて電源を切ります。
2・製品を起動します。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E03

RTC Chip E03
No RTC Clock
内容
内部部品が一部正しく動作していません。
対応
1・電源コードを抜いて電源を切ります。
2・製品を起動します。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E04

SYSTEM Error E04
Can’t Load Krnl!
Can’t Load Kernel
内容
ファームウェアが破損しています。
対応
E04発生後の再起動を4~5回実施すると、復旧モード(EMモード)に移行する場合があります。
ファームウェアをダウンロードして、アップデートしてください。
再度エラーが表示されるときは、当社修理センターへ修理を依頼してください。
ただし、再起動を繰り返すことにより他の障害を併発する可能性もございます。
ハードディスク以外の箇所が故障していなければ修理期間終了製品でも修理可能です。

E05

WDT E05
SYSTEM Stopped
内容
システムが停止しました。
対応
1・電源コードを抜いて電源を切ります。
2・製品を起動します。
復旧モード(EMモード)の場合は、ファームウェアをダウンロードして、アップデートしてください。
改善されない場合は、修理をご依頼ください。

E06

TFTP MODE E06
Lost boot image
内容
ファームウェアが壊れています。
対応
1. 電源コードを抜いて電源を切ります。
2. 製品を起動します。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E07

HD ALL E07
All HD Not Found
内容
ハードディスクが認識されていません。
対応
製品の電源をOFFにして、ハードディスクを接続し直してください。
上記を行ってもエラーが発生する場合は、当社修理センターへ製品の修理をご依頼ください。

E10

UPS E10
Dependent Mode
内容
停電により、UPSのバッテリーで駆動している状態です。
対応
システムを安全にシャットダウンします。
UPS に供給されている電源を確認して問題が
なければ、TeraStation(テラステーション)の電源をON にしてください。

E11

SYSTEM Error E11
Fan Failure
内容
ファンの回転数に異常があります。
対応
ファンに付着している異物やほこりをピンセットやエアダスターで取り除きます。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E12

SYSTEM Error E12
Cooling Failure
内容
システムの温度上昇が、保障値を超えました。
対応
システムの温度上昇が、保証値を超えました。
TeraStation(テラステーション)の回りに物を置かないでください。
または設置場所を涼しいところに移動させてください。

E13

RAID Error E13
ARRAYx Error
内容
x番のRAIDアレイでエラーが発生しました。RAID1、5のときはデグレードモードとして動作します。
対応
x番のハードディスクを交換してください。

E14

RAID Arrayx E14
Can’t Mount
内容
x番のRAIDアレイがマウントできませんでした。
対応
1. 電源コードを抜いて電源を切ります。
2. 製品を起動します。
再度エラーが表示される場合は、修理をご依頼ください。

E15以降

EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~後編~

保存データが必要である場合

上記全てに共通して言えることは、データを復活させる作業ではなく、あくまでも製品として使用できる状態に戻すことを前提としていますので、保存データが必要となる場合はBUFFALOのサポートでは対象外となっています。

また、TeraStation(テラステーション)のような複数台構成の場合、復旧業者でも費用を高額に設定しているところが多く、低価格で対応している復旧業者でも複数台構成を取り扱っていないところも存在します。

弊社ではこのような事態を少しでも緩和するため、安価でご利用しやすい環境を整えておりますので、詳しくは弊社ホームページにあります復旧費用をご確認ください。

弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。

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