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RAID製品

RAIDは良い?悪い?RAIDを使用するメリット・デメリット

技術スタッフ3Aデータ復旧スタッフブログ

ご注意ください

RAIDにトラブルが発生してお困りの場合はこちらから対処方法を検索してみてください。
障害発生後の通電、市販ソフトによる誤使用によりデータ破損のご相談が増加しています。

このページはこんな人におすすめです。

・これからRAIDの導入を考えている。
・RAIDとは何か知らない。
・メリットやデメリットを知りたい。

RAIDの運用方法やその特徴

RAID製品でメーカーから市販されている多くは、ハードディスクが2台構成の製品と、4台構成の製品が主流となっていますが、法人向けなどでは10台以上の構成製品もあり、多くのデータを取り扱う場合に適した製品です。

また、昔に比べるとハードディスクの価格も安くなり、それに応じて複数台構成製品の価格も安く手軽に導入でき、一般家庭でも映像データなど大きい容量を保存する機会も増えているため、RAID製品を使用されている方も少なくないと思います。

既に導入されている方・検討されている方はRAIDの特徴を理解し、ご自身に合った製品をお選びいただくため、RAIDの特徴をご紹介します。

RAID(レイド)の目的

RAID(レイド)とは簡単に説明をすると2台以上のハードディスクを、1台のハードディスクとして認識をおこなうシステムで、耐障害性の向上や、書き込み・読み込み速度の向上などが主となっており、RAIDには種類(レベル)がいくつか存在し、2台構成の場合主なRAIDはRAID0RAID1が起用されており、4台構成の場合はRAID0RAID5RAID6RAID0+1RAID1+0が起用されています。

最近ではあまり目にしませんが、JBODというシステムもRAID機能の一つとして、搭載されている製品もあります。

各RAIDのメリット・デメリット

RAID0

同一容量のハードディスク2台以上を、1台のHDDとして使用できるRAIDシステムです。

メリット:小容量のHDDを複数組み合わせる事により、大容量化が可能となり容量効率は向上し、1データを各HDDに分散し保存するため読み書きの高速化が見込まれます。

デメリット:1データを各HDDに分散し保存しているため、1台のHDDが壊れるとデータが全て失われてしまいます。

RAID1

同一容量のハードディスク2台を使用し、各HDDに同じデータを書き込むため、自動的にバックアップを行うRAIDシステムです。

メリット:1台のHDDが壊れてももう一方に同じデータが保存されているのでデータが失われません。

デメリット:2台使用しているが1台分の容量しか使用できないので容量効率は悪くなります。

RAID5

同一容量のハードディスク3台以上を、1台のHDDとして使用できるRAIDシステムです。

メリット:大容量化が可能となり容量効率は向上し、1台のHDDが壊れても保存データは失われません。

デメリット:2台以上台のHDDが壊れるとデータが全て失われてしまいます。

RAID6

同一容量のハードディスク4台以上を、1台のHDDとして使用できるRAIDシステムです。

メリット:大容量化が可能となり容量効率は向上し、2台のHDDが壊れても保存データは失われません。

デメリット:3台以上台のHDDが壊れるとデータが全て失われてしまいます。

RAID0+1RAID1+0

RAID0RAID1を組み合わせたもので、ハードディスク4台以上で使用するRAIDシステムです。

メリット:小容量のHDDを複数組み合わせる事により、大容量化が可能となり容量効率は向上し、特定のHDDが壊れない限りデータは失われません。

デメリット:特定のHDDが壊れるとデータが全て失われてしまいます。

JBOD

ハードディスク2台以上を使用するRAIDシステムです。

メリット:RAID0とは違い容量がばらばらでも組むことができ、すべての容量を使用できるので容量効率が向上します。

デメリット:特定のHDDが壊れるとデータが全て失われてしまいます。

RAID0+1RAID1+0JBODは少し特殊な性質を持っているので、データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)にて詳しくご紹介しております。

また、その他のRAIDも詳しい紹介をしておりますので是非ご参照ください。

結局RAIDは良い?悪い?どっちなの?

結論から言いますと、良くも悪くもありません。

良い点として、バックアップをおこなわず、一つのメディアだけで保存されている場合、その製品が故障したり壊れてしまっては全く意味がありませんが、RAIDのように耐障害性のおかげでデータが助かる場合は当然あります。

しかし悪い点では上記デメリットでもあるように、特定数のHDD・特定のHDDが壊れてしまっては耐障害性の意味がなくなってしまいます。

RAID製品に限らず外付けHDDUSBメモリSDカード各類などでも、必ずメリット・デメリットは付きものですので、データの保存は如何にバックアップをおこなっているかが鍵となりますので、面倒な作業ではあるのですが日頃からバックアップを取る習慣を身に付けることがいいでしょう。
データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)

弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。

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