【復旧】I-O DATAのLAN接続型ネットワーク対応ハードディスクの修理、データ復元方法

LANDISK(各種) 3Aデータ復旧スタッフブログ

I-O DATA(アイオーデータ)社製のLAN接続型ネットワーク対応ハードディスクは、LANDISK(ランディスク)という製品で外付けハードディスクとは異なり、USB接続ではなくLAN接続で複数台のパソコンで共有するネットワーク対応HDDです。

通常のUSB接続の外付けHDDとはシステム構造が異なり、OSデータが記録されているため、LAN接続型ネットワーク対応ハードディスク(LANDISK)単体でサーバのような機能を持っています。

【LANDISK製品】

I-O DATA社のLAN接続型ネットワーク対応ハードディスク(LANDISK)は、ハードディスクが1台搭載されている製品から、複数台のハードディスクが搭載された製品まで、様々なタイプのLANDISKが販売されています。

内臓HDDが2台以上搭載されている製品は、RAID(レイド)構成が可能な製品となっており、RAID1(ミラーリング)やRAID0(ストライピング)、RAID5パリティ付きストライピング)など、RAID構成によって大容量化や高速化、耐故障性に優れたLAN接続型ネットワークHDDとなります。

【LAN接続型HDD(ハードディスク) RAID1の特徴】

RAID1(ミラーリング)の場合は2台以上のハードディスクが必要となり耐故障性に優れています。

なぜ、耐故障性に優れているかというとRAID1は2台のハードディスクを同時に同様のデータを保存するため、1台のHDDが壊れた場合であっても1台のハードディスクは正常に動作しデータ復旧が素早くでき、1台のみの破損であれば早急にハードディスクを交換し、RAID1をリビルドすることで修復することができます。

LAN接続型ネットワーク対応ハードディスクの修復ができない、または復旧できない場合は、データ復旧サービス会社に依頼し、データの復旧作業を行いましょう。

故障の原因がハードディスクであれば、HDDを交換し再度RAID1設定をすれば、LANDISKの製品としての機能を修復することができます。

【LAN接続型HDD(ハードディスク) RAID0の特徴】

RAID0(ストライピング)の場合は2台以上のハードディスクがあればRAID構築が可能です。

RAID0はデータを分割して保存するため大容量化と高速化に優れていますが、片方のハードディスクが壊れてしまった場合、データすべてが消失してしまい耐故障性の観点からは非常に危険なRAID構成であるといえます。

RAID0で使用していたLAN接続型ネットワーク対応HDDの修復やデータ復元は、ハードディスクが破損している場合が大半ですので、データ復旧サービスを利用しましょう。

【LAN接続型HDD(ハードディスク) RAID5の特徴】

RAID5(パリティ付きストライピング)の場合3台以上のハードディスクが必要となり、4台以上のHDDを搭載しているLAN接続型ネットワーク対応ハードディスクの場合は、RAID5(パリティ付きストライピング)構成で使用されている場合が多いです。

パリティ付きであるためデータ保存の際にデータの分割と一緒にパリティが作成され、そのパリティが分散して保存され分割データの一部が欠損してしまった場合、パリティがあるため欠損データの修復をすることが可能なレイド構成です。

RAID5の修復ができずデータ復元ができない場合は、2台以上のハードディスクが故障している状態であるため、データの復元のためにはサルベージが必要となりますので、データ復旧サービスを利用しましょう。

【LAN接続型HDD(ハードディスク) を修理する場合】

I-O DATA(アイオーデータ)のLAN接続型ネットワーク対応ハードディスクを使用できるよう修理したいという場合、LANDISKに内蔵されているハードディスクを入れ替え、再設定やレイド再構築をすれば機能は回復し、同様に使用することができるようになりますが、修復方法がよくわからない場合は、アイオーデータのサポートセンターに確認し修理を依頼しましょう。

製品の機能保証は、販売元メーカーが修理対応しています。

ただし、メーカーの対応は機能回復を前提としているため、保存データが必要である場合はデータ復元を行わなければなりません。
データ復旧の事例実績や流れUSB接続LAN接続ハードディスク
データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)

【データ復旧が必要な場合】

LAN接続型ネットワーク対応ハードディスクに保存していたデータを復元したい場合は、簡易的な対応ではまずデータを復元させる事はできません。

リビルド作業を行えば製品機能の復活および保存データの回収が可能となる場合もありますが、こちらの「RAID障害時、注意すべき4つのポイント」にも記載しているように、リビルド作業はデータ消失する可能性が非常に高い作業となります。

データの重要性を考慮される場合は、リビルド作業や個人での作業は止め、弊社のような専門のデータ復旧サービス会社を利用する事をおすすめします。

弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。

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