BUFFALO(バッファロー)社のNAS製品といえば、LinkStaion(リンクステーション)やTeraStation(テラステーション)がありますが、2台以上のハードディスクが搭載されている場合はRAID(レイド)構成が可能となっています。
またNAS製品でなくても2台のハードディスクが搭載されたUSB接続の外付けHDDなどの製品もあり、こちらもRAID0(ストライピング)、RAID1(ミラーリング)が使用が可能であり、RAID(レイド)構成によって書き込み速度向上や耐故障性に備えたバックアップが可能な製品もあります。
【RAID1(ミラーリング)故障時の対処方法】
2台のハードディスクが搭載されたUSB接続の外付けHDDをミラーリングで使用すると、1TBのハードディスクが2台搭載されているものであれば、保存できるデータ容量は1TBですが、同時に2台のハードディスクに同じデータを保存するため1台が破損してしまった場合でも、もう1台が正常に動作するためそちらからデータを救出することが可能です。
通常、片方のハードディスクが故障してしまった場合エラーが発生しますが、2台目のハードディスクが正常であればデータの読み書きは可能です。
エラーが発生した際、即座にハードディスクを交換し、RAID1のリビルドを行えば、元通りのミラーリングとして使用することが可能ですが、リビルドせずそのまま継続使用していると、2台目のハードディスクも壊れてしまい、データの読み書きができなくなる場合があります。
その場合、保存データを救出するためにはサルベージが必要となります。
LinkStationのRAID1が故障してしまった場合と同様に、RAID構成を組んでいるため、HDDを取り外し直接接続を行っただけでは認識できず、ハードディスクに保存していたデータの救出には、データ復旧作業が必要となります。
・データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)
・RAID障害時、注意すべき4つのポイント
【RAID0または単体使用時の対処方法】
RAID0(ストライピング)の場合は、2台のHDDにデータを分割して保存しているため、1台が破損してしまえばもう1台が正常であってもデータ復旧はできず、RAID1および単体使用よりもリスクが高くなります。
レイド設定をせず1台ずつ単体で使用している場合は、1台目と2台目がまったく異なるデータであるため、物理的に壊れていなければデータ復旧は可能となります。
【おすすめ保存方法】
ハードディスクが2台搭載されている場合は、単体ずつの使用やRAID0(ストライピング)で使用するのではなく、データ保存容量は少なくなりますが、RAID1(ミラーリング)で使用した方がデータ消失や故障など、万が一の故障に備えるという意味では適していると思いますのでおすすめです。
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