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LANDISKがRAID崩壊しデータ修復が必要な場合の対処方法

LANDISK(各種) 3Aデータ復旧スタッフブログ
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LANDISK内蔵HDD台数の違い

I-O DATA(アイオーデータ)社のネットワーク対応HDDであるLANDISK(ランディスク)は、搭載されているハードディスクの台数が1台の製品から複数台の製品が販売されています。

BUFFALO(バッファロー)社のNAS製品は、LinkStationとTeraStationという製品分けがあり、LinkStation(リンクステーション)は、内臓HDDが1~2台までの製品名となっており、3台以上のハードディスクが搭載された製品はTeraStation(テラステーション)と呼ばれています。

I-O DATA(アイオーデータ)社の場合はネットワーク対応HDDを、個人向け製品、法人向け製品と分類し、NAS製品はLANDISK(ランディスク)と総称しています。

LANDISKの中でもハードディスクの搭載台数が2台以上の製品の場合はRAID(レイド)構成に対応し、様々なRAID構成で運用することができるようになっています。

目次

1-LANDISK2台構成
2-RAID0で使用
2-1-RAID0のデータ修復方法
3-RAID1で使用
3-1-RAID1のデータ修復方法
4-LANDISK3台構成以上
5-RAID5で使用
5-1-RAID5のデータ修復方法
6-RAID(レイド)の運用方法
関連の記事・対処法など

LANDISK2台構成

2台のハードディスクを搭載している製品は主に、RAID0RAID1に対応しており、製品によって異なりますが工場出荷状態がRAID0の物とRAID1の物があります。

RAIDレベル変更は本体または製品の設定画面から変更が可能となります。

RAID0で使用

RAID0というのはストライピングという機能であり大きく2つの機能があります。

搭載されているハードディスク2台の容量が500GBのHDD×2であると仮定した場合、RAID0を使用することで1TBのHDDに大容量化することができます。

最近は、1つのHDDで3TB以上の容量の製品がありますが、以前はハードディスクの容量が小さかったため、小容量の問題を解決させるため複数台のHDDをRAID0(ストライピング)にすることで大容量化していました。

また、データ保存の際も1つのデータを分割して保存するため、高速化することができます。

RAID0のデータ修復方法

RAID0(ストライピング)がRAID崩壊を引き起こす場合は、HDDの故障が原因であることが多く、簡易的な方法では直しようがありませんので、速やかにデータ復旧サービスを利用しましょう。

RAID0は単にデータを分割保存しているだけですので1つのHDDが壊れてしまえば、データが欠損するためデータ破損を引き起こしてしまいます。

RAID0で運用中にRAID崩壊を引き起こした場合は、2次被害を避けるためデータ復旧作業を依頼しましょう。
データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)
RAID障害時、注意すべき4つのポイント

RAID1で使用

RAID1という機能はRAID0とは異なり、大容量化や高速化を目的としたものではなく、RAID1はミラーリングという機能であり、文字通り「ミラー=コピー」または「自動バックアップ」する機能です。

搭載しているハードディスクの容量が500GBのHDD×2台として考えると、保存できるデータの最大容量は500GBとなります。

RAID1の場合データ保存領域の大容量化が目的ではなく、耐故障性について安全性を高めるための機能で、データが保存される際2台のHDDに同時にデータを保存し、全く同じデータが同じように2つのHDDに保存されます。

つまり2つのハードディスクに保存されるということは、片方のハードディスクが破損してしまった場合、2台目のHDDからデータを読み書きできるというわけです。

RAID1(ミラーリング)は、HDDが故障してしまった場合の保険のようなものだと考えてください。

RAID1のデータ修復方法

RAID1で使用しているLANDISKがアクセスできない、または認識することができない場合は、通常2台のハードディスクで運用しているわけですから、2台ともにHDD故障が考えられ、保存データの救出にはデータ復旧サービスを利用する必要があると思われます。

1台のハードディスクが壊れてしまった場合は、エラー表示がありますから、その際に速やかにハードディスクを交換し、RAID1構成をリビルドしておけば元通りに使用できます。

リビルドせず使用していると、1台のみで運用していることと同じですので、故障の危険があります。
データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)

RAID1(ミラーリング)で使用しているLANDISKが認識しない、アクセスできない場合は、データ復旧作業が必要となりますので、データ復旧サービスを利用しましょう。
RAID障害時、注意すべき4つのポイント

LANDISK3台構成以上

LANDISKに3台以上のハードディスクが搭載されている製品の場合、RAID0RAID5の他に、RAID6RAID1+0RAID0+1、製品によっては暗号化機能があり、大容量化や高速化、耐故障性やセキュリティの強化が可能で、主にRAID5で運用されていることが多い製品となります。

RAID5で使用

RAID5は分散パリティ付きストライピングという機能であり、最低3台のハードディスクが必要となります。

3台のHDDで説明するとデータ保存の際に分割されたデータと分割したデータ情報が生成され、1つのデータを保存する際に分割データ2つとパリティが分散保存されます。

データは分割データAとB、パリティ情報Pとなり、データはA+BとパリティPを読み込みます。

RAID5の場合、仮に分散データAのHDDが破損した場合でも、A=P-Bで欠損したAのデータを補うことができるため、RAID5耐故障性に優れているRAIDとなります。

RAID5がRAID(レイド)崩壊する場合は、2台以上のハードディスクが故障した場合に起こります。

RAID5のデータ修復方法

RAID5(分散パリティ付きストライピング)で使用しているLANDISKの場合は、前述の通りハードディスクが1台故障した場合は、そのHDDを交換しRAID5のリビルドが可能です。

リビルドができない場合やハードディスク2台以上に異常が生じている場合は、個人でのRAID5修復はほぼ不可能といえる状態ですので、データ復旧サービスを利用しましょう。
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RAID障害時、注意すべき4つのポイント

RAID(レイド)の運用方法

耐故障性や高速化、大容量化などの観点から、全てを満たすRAID構成は難しいですが、2台のハードディスクを搭載しているLANDISKであれば、RAID1(ミラーリング)構成を利用し、3台以上のハードディスクを搭載している場合は、RAID5(分散パリティ付きストライピング)構成を利用されることがお勧めとなりますので、ご利用の際はご参考にしてみてください。

弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。

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