不意なトラブルによる故障
落雷による突然の停電や人為的なブレーカー落ちにより、正常に使用できていたランディスク(LANDISK)からエラーが発生し、認識しない状態になったり、アクセスできない場合や、エラーランプが点灯したりと、問題を引き起こすことが多々あります。
・落雷、ブレーカー落ちにより故障してしまった
・メディアがパソコンで認識されない、アクセスできない
・エラーランプが点灯、点滅している
上記以外でもこのような不意なトラブルに遭い、ランディスクが故障してしまうケースは多くありますので、今回は障害が発生したLANDISKの対策とデータ復旧について紹介します。
目次
1-対策方法・起動確認方法は?
2-ランディスクを再接続しても認識しない、アクセスできない場合は?
3-ランディスクの保存データは大丈夫なの?
4-ハードディスクが複数台構成のランディスク製品は?
関連の記事・対処法など
対策方法・起動確認方法は?
工事や点検などのため停電することがあらかじめわかっている場合、必ず本体の電源を切る必要がありますので、絶対に通電状態にならないようにしましょう。
通電していたLANDISKが突然電源が落ちるということが起こると、最悪の場合ハードディスク自体が破損してしまうことがあります。
もし、電源を切らない状態で停電してしまった場合や落雷によりブレーカーが落ちた場合、ブレーカーを戻す前にランディスクの電源コードを抜き再接続して状態を確認しましょう。
この時エラーランプが点灯していなければそのまま使用することも基本的には可能ですが、エラーランプ点灯、エラー表示が無いにも関わらず認識しない場合やアクセスできないこともあります。
ランディスクを再接続しても認識しない、アクセスできない場合は?
再接続を行っても、認識しない場合やアクセスできない場合、エラーが発生した場合は、繰り返し電源を入れなおしたり、アクセスすることは避けた方が良いでしょう。
認識しない場合やアクセスできない場合、少なからずLANDISKにエラーが発生しています。
ハードディスク本体の破損の可能性もありますが、制御システムや基盤故障の場合もありますので、認識やアクセスができない場合、ただちにLANDISKの接続をやめましょう。
ランディスクの保存データは大丈夫なの?
ランディスクにエラーが起こってしまった場合、保存しているデータを取り出すためには、データ復旧を行う必要がありますので、弊社の様なデータ復旧業者へ依頼することをお勧めします。
復旧業者へ依頼する前にご自身で作業される方もおられますが、ランディスクのようなLAN接続ハードディスクの場合、USB接続の外付けHDDとはシステム構造が異なるため、内部のハードディスクを取り外し直接接続を行っても、通常のパソコンでアクセスすることはできません。
HDDが壊れていなければ直接接続した際にHDDとしては認識しますが、フォーマットが必要であるとエラーが複数表示され保存しているデータへアクセスすることが出来ないのです。
しかし、フォーマットエラーが複数表示されている場合、ドライブとしての認識は行えているという事になるので、データはほぼ保存されていた状態で修復が可能ですので、ご自身での作業は中断し復旧業者へご依頼ください。
ハードディスクが複数台構成のランディスク製品は?
2台構成以上のRAID(レイド)製品の場合も上記でご紹介した【対策方法・起動確認方法は?】【再接続しても認識しない、アクセスできない場合は?】【保存データは大丈夫なの?】と同対応で問題はありませんがRAID製品の場合、最も気をつけていただきたいのがハードディスクの順番です。
製品の中にはハードディスクに番号シールや英字シールが貼ってあり、元々どこにセットされていたハードディスクなのか、判断出来る目印があるのですが、そういった目印がない製品もあるのでこの場合、HDDを取り外し起動確認後セットし直す際に誤った場所へセットを行い通電すると、RAID構築が崩壊するため再セットアップ(リビルド)が必要なエラーが表示されたり、最悪データが消失してしまう可能性も否定できません。
ご自身での確認作業は決して悪いことではありません。
ただ、その確認作業を行うことでデータ消失するリスクがある事と、後悔の無いよう作業を行う必要があります。
・データ復旧の事例実績や流れUSB接続LAN接続ハードディスク
・データ復旧の事例実績や流れRAID崩壊リビルド失敗RAID(レイド)
復旧業者としましてはご自身での確認作業は行わず、そのままの状態でご依頼をいただく方が、保存されていた綺麗な状態でご報告できる可能性が高く、結果的にお客様もご安心いただけるかと思います。
弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。
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