TeraStation(テラステーション)がEMと表示されてしまった場合、データ領域にアクセスできなくなります。
EMと表示されてしまった場合の多くはファームウェア損傷が原因ですので、BUFFALO(バッファロー)のサポートページよりファームウェアのアップロードデータをダウンロードし手順に従って更新する必要があり、バッファローのサポートページによると機種によって手順が異なるようなので、使用している機種に該当するファームウェアのアップデートを行いましよう。
【EMモードからの復旧方法は?】
EM表示がファームウェア損傷となっているか確認する必要があり、BUFFALOの配布しているアップデートを手順通り行うことで復旧できます。
ファームウェアのアップデートが正常に完了すれば、元通りアクセスできるようになりますが、ファームウェアのアップデートが失敗した場合や成功してもアクセスできない場合、それ以外の部分に損傷が生じている可能性があるため、データ復旧が必要となります。
・EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~前編~
・EM(エマージェンシーモード)の各エラーの説明、対応方法をご紹介!~後編~
【データは不要だけど製品を元通りにしたい】
ファームウェアのアップデートに失敗した場合、メーカーサポートでも有償修理になることがあり、この場合TeraStation(テラステーション)を使用できる状態に修理はしてくれますが、HDDに保存していたデータがすべてなくなってしまう場合があります。
保存データの取出しが重要となる場合、まずはデータ復旧を専門業者に依頼した上、修理はバッファローへ依頼するというのがよいと思います。
また、データ復旧を専門業者に依頼する前に、まずBUFFALO社に確認しましょう。
【どうして確認が必要なの?】
テラステーション以外にも、外付けHDDやLinkStation(リンクステーション)などは、ハードディスクが内臓された製品であり、ケースや筺体の中に制御基板とHDDが搭載されているものになります。
データ復旧業者へ依頼した場合ハードディスクを取り外して作業を行うので、BUFFALO社のメーカーサポート保証が受けられなくなる場合があります。
これは、製品保証約款に記載があるのですが、ケースから取り外した場合は「改造した」と判断されることがありますので、保証対象外となってしまう場合があります。
修理も行う場合、バッファロー社に確認を取り、データ復旧を行った後で修理をしてもらう、という約束を取りつけた上でデータ復旧業者へ依頼するようにしましょう。
【データが必要な場合はどうすれば?】
EM表示でファームウェアのアップデートが失敗した場合、上述のとおりファームウェア損傷以外の障害が起こっている可能性が高く、継続してアクセスしようとしたり再度ファームウェアのアップデートを行ってしまうと、ハードディスクが物理的に壊れてしまう場合や初期化される場合があります。
EMモードで修正・復旧ができない場合、ファームウェア損傷のみではなく、その他の部分に破損が生じている可能性がありますので、早急にデータ復旧を検討しましょう。
また、EMモードでのアップデート失敗であれば、システム領域パーティションの破損が多く、データ保存領域は無事である場合が多くデータ復旧できる可能性は高いです。
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