RAID0(レイド0)とはストライピングともいい、書き込みするデータを分割し、複数のハードディスクに同時に書き込むことで、書き込み速度を向上し、読み込みも複数のディスクから、同時に行われるため高速な読み込みがおこなえるRAIDシステム。
冗長性がなく耐障害性もないためRAIDには含まれないとされるが、RAID0のハードウェアおよびソフトウェアは、RAIDシステムのそれらを転用できるため、他のRAIDモードとともに実装しているコントローラが多い。
RAID0には最低2台のHDD(ハードディスク)が必要であり、1台のドライブが故障しただけでアレイ内の全データが失われてしまうため、故障率は単体ドライブに比べ2倍となり、ドライブ台数が増えるほど故障率はドライブ数と比例する。
RAID0(レイド0)の長所
ドライブ数が増えれば増えるほどシーケンシャルアクセス、ランダムアクセスともに速度が上がる。
ただしランダムアクセス速度を向上させる為には、ストライプサイズとセクタサイズ、クラスタサイズ、ブロックサイズ、先読み深度などを比較検討し適切な設定を行えるRAIDコントローラが必要となる。
RAID0(レイド0)の短所
冗長性が全くない。
ドライブ数が増えれば増えるほど故障率が比例する。
適切なストライプサイズやコマンドキューの調整が出来ない場合、ランダムアクセス速度はあまり向上しないか、ドライブ数の増加に伴い低下する。
RAID0の容量は、構成ドライブ中の最小容量×ドライブ数であり、異なる容量のドライブを組み合わせた不均等な構成においては容量差分が利用できない。
【データ復旧費用と実績】
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記録メディア容量 | 復旧費用(※1) | 所要時間(※2) |
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容量制限無し | 20分~ |
(※1)上記料金の他に、消費税がかかります。
(※2)所要時間はご依頼メディアの状態により異なります。
【データ復旧実績/成功事例】
過去弊社で対応しデータ復旧が可能であった成功事例実績をご紹介いたします。
メーカー/型番 | 症状/障害 |
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I-O DATA/HDL-GW500U/RAID0 | エラーメッセージが表示され、アクセスできない |
BUFFALO/LS-WX4.0TL/R1J/RAID0 | ネットワーク上からハードディスクが消えていた |
I-O DATA/HDL2-A4.0/RAID0 | ネットワークから除外されアクセスできない |
※ご紹介しているものは極一部であり、他メーカー、他製品シリーズもお受けし実績がございます。
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