何事も問題なく通常通り使用できていたパソコンが、突然起動しなくなるケースはよく起こり、古いパソコンでは可能性が高くなるのは当然ですが、購入して1年ほどのパソコンでも起動しなくなってしまう場合もあり、データのバックアップは常日頃から必要な作業と言えます。
では、なぜパソコンが起動できない状態になってしまうのか、問題となる箇所の確認と対処方法をご紹介します。
【パソコンが起動出来なくなる主な原因箇所】
1:マザーボードの破損
2:増設メモリの破損
3:電源ユニットの破損
4:オペレーティングシステム(OS)データの破損
5:ハードディスクの破損
上記項目が主にパソコン起動の障害となり、通常通り使用するためには部品交換が必要となります。
マザーボードの破損や増設メモリの破損・電源ユニットの破損であれば、ハードディスクは無事ですから、取り外して外付けHDDのように接続することでデータを確認することができます。
外付けHDD化は市販されている簡易ケースや、USB変換ケーブル、USB変換クレードルなどで対応が可能です。
また、パソコンを複数台お持ちの方であれば、主流であるシリアルATA(SATA)ケーブルを購入することで内蔵HDDとして確認もおこなえます。
※ハードディスクのインターフェースは種類が異なりますので、対象となるHDDのインターフェースを確認しご用意ください。
だたし、落雷などで起動しなくなったような場合、ハードディスクも壊れている可能性がありますので、モーターは回転しているか、異音はないか、基板が焦げていないかなどを確認しましょう。
【外付けHDD化しても認識しなかった場合は?】
パソコンが急に起動できなくなった原因がハードディスクである場合、購入店やメーカーへ問い合わせると思いますが、ここで大きな問題が発生します。
「パソコンとしての機能を元に戻したい」「今まで通り使用できれば問題ない」という場合は問題ありませんが、「保存データが必要」「データが戻ってこなければ意味が無い」とお考えの方が大半だと思います。
購入店やメーカーの対応は残念ながらデータの保障は一切無く、そのまま修理をおこなうと保存データは返ってきませんので、パソコンを返却してもらうか修理前にデータ復旧をおこなう必要があります。
【データ修復はどんな事をすればいいの?】
データの復旧方法は、フリーのデータ復旧ソフトや市販のデータ復旧ソフトが手に入りますので、弊社のような復旧業者へ依頼される前に、ソフトを一度試すことでデータ復旧できる場合もあります。
ですが注意として、HDDに何らかの障害があった場合、通電を行えば行うほどハードディスクの状態は悪化し、最悪な場合データが消失し復旧不可能となるケースも有り得るので、重要なデータであればあるほど何とかしたいと思う気持ちを抑え、外付けHDDとして認識しないと確認できれば、弊社までご相談いただくことが安全と言えます。
・データ復旧の事例実績や流れUSB接続LAN接続ハードディスク
フリーソフトで復旧が成功すればこれほどいい事はありませんが、無理な通電が原因でハードディスクが物理的に壊れてしまっては、個人ではどうすることも出来なくなりますし、復旧費用も高額となってしまいます。
どうしてもご自身で何とかしたい場合は、最悪の事態を覚悟した上で作業を行いましょう。
弊社ではHDD(ハードディスク)、SSD、USBメモリ(USBメモリー)SDカード、microSD(マイクロSD)、CD、DVD、ビデオカメラ 等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。