【SDカード】誤って消去・フォーマットしたデータ復旧は可能【USBメモリ】

誤って消去・フォーマットしたデータ復旧は可能
1. 目次
復元方法・やってはいけない事
1. 例として、100ファイルでメディア容量がいっぱいと仮定した場合
修復出来ない場合
関連の記事・対処法など

誤って消去・フォーマットしたデータ復旧は可能

デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどで使用しているSDカードや、仕事や自宅でデータ移行用やバックアップで使用しているUSBメモリですが、誤ってファイル、フォルダを削除してしまった場合や、「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか？」など表示され間違えてフォーマットしてしまった場合、消えてしまったデータを復旧することは可能です。

復元方法・やってはいけない事

SDカード内のデータを誤って消してしまった場合でも、データを復元することはできるのですが、カメラの機種や削除・フォーマット後の条件によって復旧の可否は異なりますので要注意です。

「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか？」と表示され誤って削除・フォーマットしてしまった場合、デジタルカメラ・デジタルビデオカメラでは新たに撮影をしてはいけません。

撮影をしてしまえば当然その新しいデータは記録されますので、元々データが保存されていた領域に新しいデータが書き換わってしまい、書き換えられたデータは物理的に消失してしまうため、データの形跡が完全になくなり、データを復旧することができなくなります。

USBメモリも同様に誤って削除・フォーマットしてしまった後、新たにデータを保存されてしまうと、データの復旧は困難になります。

例として、100ファイルでメディア容量がいっぱいと仮定した場合

100ファイルの写真（やオフィスデータ）を撮り（または作成し）、パソコンに保存する前に消してしまった場合、すぐさまデータ復旧を行えば、削除してしまったデータを復旧できる可能性はあります。

ですが、データ復旧をおこなう前に新たに50ファイル保存してしまうと、50ファイル分のデータが新たに書き込まれるため、復旧できるデータの最大ファイル数は50ファイルとなってしまいます。

もうお気付きになられているとは思いますが、100ファイル新たに保存してしまうと、元々保存されていたデータは全て消滅するため、データ復旧を行っても物理的に不可能となります。

フォーマットしてしまった場合も同様に、その後の撮影枚数によって復旧できるデータ量は変わります。

誤って削除してしまった・フォーマットしてしまった場合は、データの復旧が必要であれば新たにデータを保存せず、弊社のようなデータ復旧業者をご検討ください。
・データ復旧の事例実績や流れUSBメモリー

修復出来ない場合

削除やフォーマットも場合によってはデータ復旧できないものがあります。

削除・フォーマット後、新たにデータを保存容量全て使用してしまった場合はもちろんですが、一部デジタルカメラ・デジタルビデオカメラでは、上書きしていないにも関わらず復旧ができない機器があり、最近の製品ではほぼ大丈夫なのですが少し古い機器では、フォーマットの中でも物理フォーマットが採用されているようで、文字通りデータを物理的にフォーマット（初期化）してしまうため、データが完全に消失してしまいます。

また、パソコンなどで確認を行った際「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか？」と表示され、そのままフォーマットを実行された場合は論理フォーマットとなるのでデータの復元は可能ですが、フォーマットツールなどでフォーマットしてしまった場合、ツールによっては物理フォーマットを行っているものもあるので、この場合はデータの修復が出来なくなってしまいます。

削除やフォーマットしてしまった場合、全てのものがデータ復旧できるわけではありませんが、データ復旧できるものが多くありますので、新たに撮影やデータ保存はせずご相談ください。

弊社ではHDD（ハードディスク）、SSD、USBメモリ（USBメモリー）SDカード、microSD（マイクロSD）、CD、DVD、ビデオカメラ等、数多くの取扱実績データ復旧実績もございますので、大阪・京都・兵庫だけではなく、全国のデータの復旧・復元でお困りの際は、是非ともご依頼をよろしくお願いいたします。