Windowsから更新がありますよ、と通知がありアップデートしたら「更新が終わらない」「再起動したら画面が真っ暗」「青い画面で英語が表示されている」なんて事ありませんか?
Windowsupdate後のトラブルは実は多く、パソコンのスペックが関係していたり、デバイスドライバーや、周辺機器が影響を及ぼしているなんて事があります。
一番多いのは、長い間Windowsupdateを行っておらず、久しぶりにアップデートしたら、、、というご相談をよくいただきます。
このページではWindowsupdate後にパソコンの調子が悪くなってしまった、パソコンが起動できなくなってしまった等のトラブルの原因や、解決方法を紹介していきたいと思います。
デバイスドライバーが原因で不具合が発生している場合
ウィンドウズアップデートが終わらない場合、デバイスドライバーが原因となっている可能性があります。
まずは、不明なデバイスと表示されデバイスドライバーが破損、更新しても正常に認識されない場合で紹介した様に黄色い三角マークが表示されているドライバーがないか確認してみます。黄色い三角マークが表示されているドライバーばあるのであれば更新を行ってみてもいいですし、不明なデバイスと表示されデバイスドライバーが破損、更新しても正常に認識されない場合で紹介した方法で修正を行ってみるのも一つの手段です。
Windowsupdateが終わらない原因としてよくあげられるのが「無線LANアダプタ」「Bluetoothアダプタ」「USBコントローラー」が不具合を起こしている場合です。その時はドライバーを一旦停止させてみるとウィンドウズアップデートが再開される可能性は高いです。
あと、Windowsupdateは途中で止まっているように見えて、動いている場合もありますので安易にパソコンの電源を落とすのは注意が必要です。
一応タスクマネージャーでWindowsupdateがどうなっているのか確認をしてからにしましょう。
デバイスドライバーの不具合に関しては下記をご参考にどうぞ
→不明なデバイスと表示されデバイスドライバーが破損、更新しても正常に認識されない場合
セーフモードでパソコンを立ち上げてみる
こちらはアップデート後にパソコンが立ち上がらなくなってしまった場合の対処法ですが、パソコンを一旦セーフモードで起動してみましょう。
他のページでも紹介していますが、パソコンのOSがWindows10の場合は起動画面からセーフモードを起動する事ができないようになっているので、【ウィンドウズ10】起動しなくなったパソコンでセーフモードを起動する方法やセーフモードからパソコンが起動できない原因と起動させる方法を参考にセーフモードの起動を試してみてください。
セーフモード起動後は、Windowsの自動修復機能を利用して、システムファイルの修正を行うか、初期化したり、ウインドウズupdate前の状態に戻したりしてみましょう。
それでも不具合が修正されない場合は、一旦ハードディスクをフォーマットし、OSの再インストールを行う方法もあります。
特定の更新内容が原因で不具合が起きている場合
Windowsupdateの中には、アップデート内容を修正しなければならないupdateがあったりします。
一度行った内容で不具合が出てしまったり等が原因で修正パッチが配布されたりもしているのですが、この内容自体はニュースを見たり、自分で調べたりしなければわからないものもあったり、、
中でも「KB3189866」「KB3194496」「KB3197356」というアップデートがトラブルを起こしたりしています。
上記のアップデートが原因でWindowsの調子が悪くなってしまった場合は、個別に修正パッチを導入するか、行ったWindowsupdateを削除するしかありません。
起動が不安定な場合はセーフモードで、起動できるのではれば、更新プログラムの一覧で削除して対処しましょう。
パソコンの機器が原因で不具合が起こっている場合
よく、これ関係あるの?なんて聞かれる事がありますが、ハードディスクの容量が足りない場合や、不良セクタが発生して新しい情報を書き込めない状態にる場合に起こりえるトラブルの一つになっています。
容量が足りない場合はハードディスクやSSD内部のデータを整理しなければなりませんし、不良セクタが原因で不具合が発生している場合には、OSの再インストールや新しいHDDやSSDに交換しなければなりません。
長期間アップデートを行っていない場合に起こりやすい不具合ですので、毎回Windowsupdateをチェックして回避するようにしましょう。
Windowsupdateが終わらない、再起動できない場合の対処方法まとめ
今回紹介した方法をまとめてみると、、
・デバイスドライバーの更新、周辺機器を外す
・セーフモードで起動し自動修復や以前の状態に戻す
・ハードディスクやSSDの交換やデータの整理を行う
といった感じでしょうか。
パソコンの電源を何度も入れたり、パソコンの電源を強制的に落としてしまう前に、上記の事を試してみましょう。
また、無理にパソコンの解体、分解は二次被害を生んでしまう可能性が高いので注意が必要です。
今回紹介している内容以上の調査は個人の限界を超えるものとなりますので、ご自身で作業されるのが不安な場合はお電話かメールでご相談ください。