自動バックアップと停電の怖さを知りました。
RAID崩壊するタイミングはいろいろありますが、起動中の停電は特にRAID崩壊する傾向にあります。今回はメンテナンスによる停電でしたが、落雷によるブレーカー落ちや、ACアダプタを誤って抜いてしまったり、引っかかって抜けてしまったりと、筺体への電源供給を瞬時に遮断してしまうケースはいくつも考えられますので、RAID製品は特に気を付けておかなければなりません。また、自動でバックアップを取る使い方をされている企業や個人の方も多いと思いますが、便利である反面バックアップを取るメインデータに異常を来してしまうと、そのまま異常データを移行してしまうため、壊れた状態でバックアップを取ることになってしまいます。移行だけであればそのデータのみとなりますが、バックアップデータを上書きして保存されていると、正常であったデータも開けなくなってしまう恐れがあるので、基本的には手動で行うバックアップが一番と言えます。