スイングアームとは
ヘッド、アクセスアーム、アクチュエーターとも呼ばれ、プラッタ上の磁性体に磁気を与えたり、読み取ったりする部分を呼ぶ。
読み書きをおこなうさい磁気ヘッドを移動させる部品である。
基本構造は磁性体にコイルを巻いた電磁石で、アクセス領域の微小化に伴いコイルをエッチングによって磁性体の表面に生成した薄膜ヘッドが用いられている。
また、読み取り用には磁気抵抗効果の利用により、高い感度を持つMRヘッドが採用され、記録密度の高密度化を可能にした。
MRヘッドにはさらに高感度な巨大磁気抵抗効果を利用したGMRヘッド(Giant Magneto Resistive head)や、GMRヘッドよりも高感度なトンネル磁気抵抗効果を利用したTMRヘッド(Tunnel Magneto Resistive head)といった物が開発され、TMRヘッドが主流となっている。
一方、書き込み用のヘッドはコイルと磁性体の組み合わせによる原理に変わりがないが、記録する磁気の方向がプラッタ面に平行な水平磁気記録から、プラッタ面に垂直な垂直磁気記録へと移行して記録密度の高密度化を実現している。
磁気ヘッドとプラッタの隙間は、nm(ナノメートル)オーダーとなっているため物理的な衝撃に非常に弱く、取り扱いには細心の注意が必要であり、磁気ヘッドの先が磁気ディスクに触れ傷をつけてしまうとデータエラーを起こし、タイミングが悪ければヘッド損傷による物理障害となってしまう。
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