IRIX

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IRIX(アイリックス)とは、シリコングラフィックス社(SGI)によって開発されている、BSD機能拡張を施したSystem Vをベースとする、32ビットおよび64ビットのMIPSアーキテクチャのワークステーションおよびサーバ用UNIX系のオペレーティングシステム(OS)である。

UNIXを基盤としているため、非常に可用性が高く、IRIXが持つXFS ファイルシステムは、業界内ではもっとも先進的なジャーナリングファイルシステムと見られており、3Dグラフィックスやビデオ、広帯域データ転送を伴う処理に特に強い特徴がある。

メインのデスクトップ環境にGUIを備えた初期Unix系オペレーティングシステムのうちのひとつであり、その非常に高い3Dグラフィックスのパフォーマンスのために、コンピューターアニメーション業界や科学技術計算の結果を視覚化する用途に広く用いられている。

広く使われている3次元コンピュータグラフィックス技術であるOpenGLは、IRIXで使われていたIRIS GLという技術が元になっている。

見た目をカスタマイズできる4Dwm ウィンドウマネージャとMotif ウィジェット・ツールキットを備えた、IRIX Interactive Desktopを使用している。

2005年6月にバージョン6.5をリリース、32ビット環境との互換性を保ちつつ64ビット化され、2006年8月にバージョン 6.5.30をリリースしたが、同年9月10日に事業の縮小と開発費の削減に伴い、MIPS系を対象としたIRIXの機能拡張の停止とMIPS搭載のIRIXサーバの販売停止を公表。

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