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3Aデータ復旧スタッフブログ

【復旧】RAID製品の熱暴走、落雷などの停電による障害【復元】

ハードディスクが4,980円

nas

長期休暇後や夏の猛暑でRAID製品の故障率が上がる事をご存知でしょうか。
LinkStation(リンクステーション)、TeraStation(テラステーション)、LANDISK(ランディスク)など、単体NASから複数台NASが長期休暇後起動させると認識しなくなるという障害や、猛暑による熱暴走でRAID製品がダウンしたりと、問題が発生する機会が増える傾向にあります。
また、落雷による停電でRAID製品がダウンしてしまうのも、初夏の梅雨時期ではよくある事で、保存していたデータを取り出したいと相談される方も多いのではないでしょうか。

目次
1-RAID製品の仕様と種類(NAS)
1-1-ファイルシステム
1-2-ソフトウェアRAID
1-3-ハードウェアRAID

2-RAID製品のデータ復旧方法
2-1-RAID再構築(リビルド)
2-2-データ復旧ソフトを利用する

3-RAID製品不具合の対策方法
3-1-長期休暇後の不具合
3-2-熱暴走の不具合
3-3-落雷による停電の不具合

4-RAID製品からデータ復旧を行う場合

【1-RAID製品の仕様と種類(NAS)】

1-1-ファイルシステム

USB接続の外付けHDDとの違いは、LAN接続であるRAID製品(NAS)はシステム構造が全く異なる事と、フォーマット形式が違うため、ハードディスクを取り出し直接パソコンに接続しても、ドライブ認識は可能ですが肝心なデータを読み込む事は出来ず、ディスク管理で確認を行ってもドライブ認識はされてはいるものの、データ領域へアクセスさせる手段はありません。
これは、Linuxで管理しそのファイルシステムであるXFS(ext2ext3ext4 など)を採用されているため、WindowsMac環境OSパソコンでは、ファイルシステムが対応していないため、データ領域へアクセスする事ができない仕様となります。
ただし、ハードディスクとして認識があれば、モーターも正常に回転し、異音なども無い状態だと思いますので、データ復旧作業を行えば高復旧率が見込まれます。

1-2-ソフトウェアRAID

ソフトウェアRAIDの性能はCPUの性能に依存しているため、高性能なCPUを使用すればハードウェアRAID以上のパフォーマンスを期待する事が可能となりますが、RAIDの管理をCPUで処理するためCPUにかかる負荷は当然大きくなります。
負荷がかかるという事はCPU本来のパフォーマンスを発揮できず、動作が遅くなるばかりかコンピュータがダウンしてしまう恐れもあるので注意が必要です。
トラブルの原因がアプリケーション的なものであれば、バックアップからのコピーやシステムの復元によって、プログラムの回復を図る事ができますが、それでも復旧できない場合やトラブルがより深刻な場合、専門のデータ復旧業者に依頼する方が確実となります。

1-3-ハードウェアRAID

ハードウェアRAIDは専用のハードウェアを必要とするため、価格は高価となってしまいますがCPUにかかる負荷を軽減する事が可能である事と、障害が発生したとしてもシステムをそのまま使い続ける事ができ、障害が発生したハードディスクのみを取り換え、再構築(リビルド)を行えば元通りに復旧させる事ができます。
また、OSやアプリケーションの設定を特別に変更する必要がないなど、設定が簡易である点もハードウェアRAIDの大きな特徴の一つひとつです。

【2-RAID製品のデータ復旧方法】

2-1-RAID再構築(リビルド)

一部RAIDを除き特定条件を満たしていれば障害ハードディスクを除いた、正常なハードディスクのパリティ領域を復旧する事でデータを取り戻す事が可能となります。
しかし、障害ハードディスクを間違って分析し再構築(リビルド)を行うと、データ領域の損失を招くことになるため正確な分析・確実な復旧作業が正常なデータを復旧できる唯一の方法となります。
RAID再構築(リビルド)を実施する前には必ず、他のハードディスクに物理障害が無いかを確認し、再構築(リビルド)を行うようにしましょう。ただし、この再構築(リビルド)はとても危険な作業となります。
また、他のハードディスクを確認する際、単体起動させる事による状態悪化、データ消失、システム消失に気をつけなければなりません。こちらの内容を詳しくまとめたRAID障害時、注意すべき4つのポイントでご覧ください。

2-2-データ復旧ソフトを利用する

データ復旧ソフトはフリーソフトから市販ソフトまで幅広く存在していますが、RAID製品を対応しているソフトは限られているため、直ぐにみつける事が出来ますが完全フリーのデータ復旧ソフトはありません。
お試し版としてフリーとされているところが多く、個人で復旧を試す場合はまずお試し版をダウンロードし、実際にRAID構築がおこなえるのか、データ解析をおこなうとどれだけのデータが戻ってくるのか、購入される前に確認を行いましょう。
データ復旧ソフトを利用する場合、ソフトをダウンロードし作業を行う正常なパソコン、復旧媒体であるハードディスク台数分のUSB変換ケーブルまたはUSB変換クレードルを用意する必要があります。
ただし、2-1-RAID再構築(リビルド)RAID障害時、注意すべき4つのポイントでも紹介しているように、データ復旧ソフトを利用するにはハードディスクをそれぞれ、単体で起動させなくてはなりませんので、誤操作やHDDの状態によっては復旧自体行えない可能性もあります。特に注意が必要なのはハードディスクの状態を悪化させない事で、状態を悪化させない方法は通電をしない事以外ありません。

【3-RAID製品不具合の対策方法】

3-1-長期休暇後の不具合

長期休暇明けで起動できない場合、電源の切り方に問題があった可能性があります。
電源ボタンを長押しで切っていたり、電源コードを抜いて切る行為は強制的電源を落としているので、RAIDシステムの損傷や内蔵ハードディスクの論理障害、最悪の場合物理障害に至るケースもあります。
電源の切り方は製品の取扱説明書、各メーカーのホームページに記載の通り、安全な方法で電源を落とすようにして下さい。
また、安全な方法で電源を落としていても、起動できなくなってしまうケースもあり、この場合は経年劣化や内蔵HDDの不良など、電源を落とした事が引金となっている事が多いです。こうした場合はメーカーへ問い合わせるか、データ復旧サービスを利用しなくてはなりません。
ただし、メーカーでの対応は製品を元の状態、つまりデータを残したまま修理するのでは無く、製品として使用出来る状態へ戻すだけなので、保存されていたデータは戻ってくる事はありません。

3-2-熱暴走の不具合

熱暴走してしまうとRAID製品に限らず、どの記録メディアでも正常に機能しなくなり、電源を入れても内蔵ハードディスクの回転が止まってしまったり、電源さえつかなくなる事も少なくはありません。電源のON・OFFを何度も繰り返し行っているとハードディスクの磁気ヘッドが損傷してしまったり、不良セクタが蔓延しメディア損傷となり一部データ閲覧、または全てのデータが閲覧できなくなってしまいます。
熱対策は色々な方法がありますが、簡易的にできる対策方法として、ファン周りの掃除を行ってみましょう。
埃がたまっていたりすると熱の放出ができなくなり、筐体の中の温度はHDDが動いている限り上がっていき、最終的には筐体基盤の制御が正しく行えず、強制終了されてしまいます。この強制終了もハードディスクには負荷がかかるため、これをきっかけにRAID崩壊となるケースもあります。

3-3-落雷による停電の不具合

落雷による停電も電源供給を強制的に遮断してしまうため、内蔵ハードディスクへの負荷および筐体基盤への負荷がかかります。(落雷、ブレーカー落ちにより故障してしまった)特にハードディスクは起動時のアクシデントに弱く、データ読み書き中に強制終了すると、磁気ヘッドが破損してしまう可能性が高くなり、冗長性を全く備えていないRAID構成であった場合は致命傷となります。これを回避させるにはUPS(無停電電源装置)を導入する事で問題を解消できます。UPS(無停電電源装置)

【4-RAID製品からデータ復旧を行う場合】

2-2-データ復旧ソフトを利用するでも紹介している通り、データ復旧ソフトの利点は手軽に導入ができ、データ復旧業者へ依頼するより大幅にコストカットが見込めるのですが、ソフトには限界があるという事とそのソフトを利用する知識、ハードディスクの知識、RAIDの知識が必要となります。
特に重要となるのはRAIDの知識でRAIDのような特殊メディアでは、無理な作業を行ってしまった事により状態の悪化、データ完全消失してしまう危険性が大いに考えられるため、結果的にデータ復旧ソフト購入費用が無駄になってしまう場合や、初期段階でデータ復旧業者へ依頼をしておけば復旧可能だったのが、構成が崩れていたりすると復旧率が低下してしまったり、ハードディスクが物理的に壊れてしまうと、高額案件となるばかりか最悪データ復元は不可能になってしまうケースもあります。

保存しているデータの重要性が高ければ高い程、ご自身でデータ復旧作業を考えず、プロである弊社データ復旧サービスまでお問い合わせ下さい。
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