漢字Talk

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漢字Talk(かんじとーく)とは、Apple Computer(アップル)社が開発したMacintosh(マッキントッシュ)用OSオペレーティングシステム)、「System」シリーズの日本語対応版の名称である。

Macintosh用の基本オペレーティングシステムであったSystemは、GUIやプラグアンドプレイ機能などを早くから備え、高機能なオペレーティングシステムではあったが、基本的に英語専用であったため、日本語を使うには特別な拡張を施す必要があった。

そこで、日本語対応SOとして開発されたのが、漢字Talk(かんじとーく)である。

漢字Talk1.0はSystem3.0を、漢字Talk2.0はSystem4.1に準拠させたものであり、漢字Talk1.0は標準の画面表示用フォントを、ゴシック体の「Sapporo」が採用され、他に明朝体の「Kyoto」を搭載し、漢字Talk2.0では「Sapporo」に代わって「Osaka」が搭載され、MacOS9まで標準のシステムフォントとなっている。

初期の頃は問題も多く、十分な実用性を備えるようになったのは「System6」の日本語版である「漢字Talk6」からだと言われており、漢字Talk6.0以降は細明朝体や中ゴシックBBBなどの、サードパーティのフォントが付属した。

また漢字Talk7.0以降は、基盤であるSystemが多言語環境をサポートするようになったこともあって、日本語の使用や英語圏のアプリケーションの使用などが一層安定した。

なお、1986年に発売された漢字Talk1.0はSystem3.0を、漢字Talk2.0はSystem4.1を日本語に対応できるよう拡張したものだったが、漢字Talk6.0以降はSystemのバージョンと同じ番号を用いるようになった。

1996年発売の漢字Talk7.5.5までこの名称が使われていたが、MacOS7.6以降は「System」という名称も「漢字Talk」も共に使われなくなり、1997年に「MacOS」に統一されている。

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